ExampleBank TCP デモ
ExampleBank は再配布可能な架空の FX ESP プロファイルです。FIX 4.4 のセッション管理に加え、繰り返しグループ(1 クォートあたり複数価格レベル)を含む現実的なクォート → トレード経路を試せます。同梱の Lucid は別の連携スタイルを扱います。生 TCP とログの見え方から始めるならこちらが先です。
FIX タグやセッションの概念が初めてなら、先に FIX プロトコル入門 を読んでください。
役割
| 役割 | スクリプト | FIX 上の位置 |
|---|---|---|
| サーバー | ./run-server.sh |
アクセプタ — クォート配信 |
| クライアント | ./run-client.sh |
イニシエータ — クォート要求と注文 |
双方とも 4H エンジンを使い、評価ライセンスが必須です。
ビルドと実行
cd examplebank-demo
./build.sh
./run-server.sh # ターミナル 1
./run-client.sh # ターミナル 2
内容
- TCP 接続と Logon(
35=A) - アイドル時の Heartbeat(
35=0) - QuoteRequest / Quote — 繰り返しグループによる bid/offer レベル
- 配信価格に対する NewOrderSingle(
35=D) - 約定または拒否の ExecutionReport(
35=8)
ビルドがサポートしていれば詳細ログを有効にし、セッション層レッスン と照らし合わせてください。
メッセージフロー(簡略)
クライアント(イニシエータ) サーバー(アクセプタ)
|---- Logon ------------>|
|<--- Logon 応答 --------|
|---- QuoteRequest ------>|
|<--- Quote(グループ)---|
|---- NewOrderSingle ---->|
|<--- ExecutionReport ----|
ROE とベンチマーク
examples/examplebank/ROE.md の Rules of Engagement に、メッセージ制約・クリップサイズ・ウォッチリストの挙動がまとまっています。同じ架空フローが公開 相互運用・レイテンシマトリクス の基準にもなっています — 4H、QuickFIX/J、FIX Antenna で同一ペイロードを比較できます。
次のステップ
- 4H Academy — 共通タグクイズ
- 4H のはじめ方 — パッケージ構成とトラブルシュート